2017年01月10日

Pocket

所得税・消費税の振替納税とは

所得税・消費税の振替納税とは、指定した金融機関の預貯金口座から振替納税する方法をいいます。

 

所得税・消費税の振替納税のメリット

所得税・消費税の納付については、一般的に納付書で納付手続きを行う方が多いと思いますが、振替納税の手続きを行うことにより、以下のメリットがあります。

 

1、納付の手間が省ける

納付書により納付を行う場合には、納付書を持参し金融機関等で納付を行わなくてはいけませんが、振替納税の場合には振替日に指定した金融機関の預貯金口座から振替納税が行われるため、納付の手間が省けます。

 

2、納付期限を遅らせることができる(資金繰りの改善)

振替納税を利用した場合としなかった場合の納付期限は以下の通りです。

税目 振替納税利用なし 振替納税利用
所得税(確定申告) 平成29年3月15日(水) 平成29年4月20日(木)
消費税(確定申告) 平成29年3月31日(金) 平成29年4月25日(火)

 

振替納税を利用した場合には、納付期限を約1カ月ほど遅らせることができます。資金繰りが厳しい方にとって約1カ月納付期限を遅らせることができるというのは大きいのではないでしょうか。

 

振替納税の手続き

提出時期

振替納税したい所得税、消費税の納付の期限まで

 

提出方法

預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書を作成の上、提出先に持参又は送付してください。

 

提出する際の書類や概要については国税庁のホームページ(リンク先)を参照してください。

 

振替納税の留意点

上記で振替納税のメリットを説明しましたが、振替納税を利用の際は以下の点に留意してください。

 

  1. 振替納税を初めて利用される方は、口座振替の依頼書を納税の期限までに所轄税務署又は口座振替を利用する金融機関に提出していただく必要があります。
  2. 振替納税は申告期限までに申告書が提出された場合に限り利用することができます。
  3. 振替日に残高不足とならないように、引き落としに指定した口座の残高に注意してください。
  4. 転居等により所轄税務署が変わった場合や、既に振替納税で指定している金融機関や口座を変更する場合には、新たに振替納税(変更)の手続が必要となります。
  5. インターネット専用銀行等の一部金融機関及びインターネット支店等の一部店舗では振替納税が利用できませんので、ご利用の可否については取引先の金融機関にご確認ください。
  6. 消費税の振替納税は個人事業主が対象です。(法人は利用できません。)

 

最後に

振替納税は上記で説明した通り、納付の手間が省け、納付期限を遅らせることができるというメリットがあり、一度手続きをすると継続的に利用することができるため、ぜひ振替納税をご利用されることをおすすめします。

 

Pocket